カイジ2

会社の先輩にカイジ2のレビューしてくれよと言われたので書いてみる。
P-world見てたらカイジ2となってたんだが「回胴黙示録」って付かなくなったんだっけ。まあいいや
ゲーセンで打っているようですがカイジ1じゃなくて本当に良かったと思います。
ゲーセンでカイジ1の6とか打ったら発狂するかもしれん(毎回200ゲームくらいまで持っていかれつつ)
 
カイジ2と言うことでまずはこないだ出した本を参照すると

カイジ2
 2008/12/8\ロデオ\98.0%〜115.5%\1/199〜1/136
 カイジなんてバキあたりと読者層が被りそうな原作なのに打っているのは老人が多い不思議な台。
 全面液晶の演出とRTとボーナスの軽さと非の少ない隠れた名機

と言うことで結構悪くない印象。実際2年たった今でもひと島と言わないまでも
3〜4台設置している店もあり需要と供給がかみ合っている状態ではないかと思います。
 
で、何がそんなに魅力的かっつーと上にもあるとおり
・軽いボーナス
・RT
・全面液晶の演出
の3つが主。あとは高設定域の機械割もこのタイプの台にしては優秀な部類ですが
打っている人に年配の方が多いということから多分そこは気にされてないような気がします。
まあ「よくわかんないけどあんまり負けないからいいよね」くらいには思われてそうですね。
 
ボーナスは基本的には3種類。厳密には赤頭と青頭があるから6種類かな?
純増約300枚の同色BIG、約200枚の混色BIG、約100枚のREGってトコでしょうか。
この混色BIGを獲得枚数が少ないダメBIGと見るか多目のREGと見るかで印象が変わるわけですが
混色を入れた分REGの比率が下がっているのでその辺は良く出来てるのではないかなと思います。
軽いボーナスと言えど設定1では合算で約1/200。爆裂マシンの6と同程度と考えても
若干重い印象は拭えないですね。低設定を避けるのは必須と言えよう。
 
カイジ2の独自・・・と言えるほどではないですが珍しい機能がこのRT「ざわざわタイム」。
無くてもそこまで困るわけではなく、でも有ったら有ったでありがたい。そんな健気なRT。
主にボーナス後から入り25or50or100or300ゲーム継続。純増1枚以下。
珍しめなのは「連チャン性が無い」ってこと。25Gとか本当におまけ程度でしかない。
その分他と違ってボーナスに重みを置いているのが良い。
あくまで「おまけ」なのでなくてもそこまでガッカリしない、このバランスが上手いね。
因みに確率は
ボーナス後:10G以内に1/12.68〜1/13.24(BIG後)
通常時:1枚役1/537を引いた後で1/7の転落リプを引く前にに1/26.62〜1/13.11
思った以上にボーナス後は引けるようですね。それに比べて通常時は・・・。
 
で、それらのシステムを上手く調理しているのが演出。
全面液晶なので目押し要らずなのが高齢の方に受けている原因かもしれませんね。
前作「回胴黙示録カイジ」の演出をそれなりに受け継いでいるのですが
(おそらく天下無敵金太郎を担当した)ロデオのいい意味で頭悪いチームが担当しており
素敵な料理に仕上がっています。
とはいえボーナス的にはEカードや沼と言った原作的にも盛り上がる演出が強く
人間競馬や十七歩が若干弱くなる感じでしょうか。十七歩とかただの役作りだしね。
平和or大三元しか作れないカイジマジ麻雀初心者。世が世ならボーナス確定なのにね、ピンフ
多分それ以下の期待度である坂崎演出、ソフトクリーム演出がすごい。
いくらエロい演出を用意する為とはいえ巨大ソフトクリーム早舐め対決ってナニソレ。
坂崎は坂崎でなんか美心が逆転ヒロイン枠になってるし。当たったけどうn・・・って気分になる。
他では嫌がられる「無駄に強い演出」がいい感じに使われてるのもよく作られてるなあ、と。
まあ全面液晶なので演出が命。力入ってるのは当然と言えるだろうか。
ロードオブザリングさんとかゴッドハンターさんはその辺もう少し考えておくように。
 
まあ基本的に良台ですが残念ポイントを挙げると
・ボーナス成立後に割と強めのRTに入るので演出中にボーナス察知ができてしまう
・通常時遠藤カットイン(赤背景)でベルってなんかおかしくね?
・十七歩はちゃんと十七歩しようぜ!
ってところかしら。まあそんな細かいところくらいしか欠点が無いということで。
大して打ち込んでないのもありますが全面液晶台としてはかなり当たりの部類かと。
前作の男塾も隠れたところで高評価だし、このシリーズをもう少し頑張ってくれてもいいかもね。
 
よく考えたらボーナス後のRTはボーナスor通常時RTのドキドキ感を増す為かしら。・・・まぁいいか