2010機種ベスト10

最新導入日が2010/1/1以降の台をピックアップ、と言うよりオートフィルタ。
その中で10機種自分がお世話になったかなー?と思える台。もしくは個人的にすげー台を並べてみる。
・・・改めてみると有名どころ以外は微妙だったのね、今年・・・。
であ1から順に。
 
1.新鬼武者(ロデオ)
もう文句なし。今年スロットを打っていた人間なら誰もがトップに上げるであろう新鬼。
演出、筐体、設定判別、爆発力、そして低設定の起爆力(これ大事)、その全てが安定して高水準。
前作の演出を引き継ぎつつ昇華させたのは素晴らしいと思える。たとえ前作の人気が微妙でも。
継続率+ストック+ゲーム数のトリプル上乗せなのですが某「悔しくないのかーッ!」に比べて
ボーナス、またはARTに対して敷居が低いのが良い。…合算同じくらいなんだけどなあ。
通常時からの突入率を上げ、ボーナスを上乗せに余り絡めない(重複役は乗るけど)が良い感じなのかな。
忍魂でもあったけど「上乗せ乗ったー!さらにボーナスまで乗ってたー!」が有るのが素晴らしい。
あえて残念ポイントを言うならバトル中の上乗せが無い事、あと浜崎あゆみの音量が低いこと。
逆に言えばそのくらいパーフェクトな出来って事なんですよね。そりゃ設置台数も増えるわ。
 
2.ギラギラ爺サマー(大都技研)
すごく個人的な評価で今年2番目につけたギラ爺。俺はこの手の台が大好きすぎる。
エウレカ以上に「波に乗る」という表現を良く表していると言えよう。
基本、というか8割がた5号機の鬼浜だが、鬼浜の「こうだったらなぁ…」を上手く補完してるのが良い。
具体的には「1小役の枚数増加」「ラッシュ終了後から次回ボーナスまでの無限ART」「BIG後は100%ART」
この辺り。その分少し1回辺りのART出玉及びG数が少ない気もするが、夢を追えるのは変わりない。
鬼浜に比べてART中のテンションの高いこと高いこと。上乗せ時のライドーン!が気持ちよすぎる。
勝てるか勝てないかで言うと、ぶっちゃけほぼ勝てないんだけどつい打ってしまうニクイ台。
導入直後は韓国に居た為触れなかったのですが今でもそれなりに設置があるという以上
当時はかなり人気出てくれたんだろうなあ、多分。
 
3.マジカルハロウィン2(KPE)
これが今年頭リリースだと言うことに少し戸惑った。というわけでマジハロ2。
少し古めの機種なだけあって、システム的にも旧型の印象を拭えない。
当初は自分も「ああ、ツインエンジェル2を基本に持ってきたのね」と言う程度だったが
次第にカボチャンスの威力とボーナスのよく分らない連打っぷりに惹かれ、
解析が出て分るキンカボ時ボーナスの興奮などなど、時期が経つにつれて人気が出てくる
所謂スルメ台となった鬼女。ボーナスが連打するということは
ありえないレベルでハマることも間々あるわけで本当にこの合算かよ!?と思うこともしばしば。
実際のところ合算通り(1/180〜1/162)に収まっていることは少なく、大体1/190の回収状態か
1/140程度の放出状態に居たりしていて乱数って本当に怖いと思い知ることになります。
それでも箱が、箱が出るときの効果音を聞きたくて俺は打ち続ける…。
 
4.ルパン三世〜ルパン一族の秘宝〜(平和)
猪木に並び平和の定番機種と言えるルパンを今年の4番目においておこうと思う。
一応最大の売りはツインBIG&ツインARTシステムなんだけど別に生かせてるわけではない、
ボーナスが軽いわけでもない、上乗せが強力なわけでもない、演出が派手なわけでもない
それでもこの位置につける面白さ、結局のところはバランスなんだろうかね。
ツインARTの強い方「SUPERHERO」。基本100Gで上乗せ性能は低く
ボーナスをガツンガツン入れないと大体130Gくらいで終了してしまうのだが
妙に突入率が低く、かといって無理ゲーでもない。絶妙なバランスで控えてるため
やたら魅力的に見えるのがすごい。手の届く範囲に美味しそうな餌がある感覚を味わえるわけですね。
弱い方のARTも弱い方なりに突入率は低くなく、突入契機の連チェリーもそこそこに落ちる。
取り立ててすごいところがないのになぜか人気。こういうのがもっと世に出るべきだよね
 
5.BLOOD+(タイヨーエレック)
今年金銭的な意味で最もお世話になった台といえるブラプラ
1回熊本でボロ負けした以外はトントンor快勝と言えるほど勝率は高い。
実際のシステムは常に3択。ボーナス中もART準備中もART中もつねに3択を引き当てることで
恩恵を得ることができる。全盛期のアドリブ王子なら万枚なんてレベルではないだろう。
ブラプラの最大の魅力は天井。いや多分天井なんて魅力に入れたらダメなんだけどな!
天井突破後のREGの1/2でART1000G。体感では3000枚くらいポロっと出てくれるのがすごい。
突破後にボーナスを引くまでが苦行そのものだが簡単に爆発するのが良い。
…というかそれ以外で快勝したことはないんだけどね…。
自分の力に左右される為ダメなときはとことんダメ→ヤメ時がはっきりしてるのもいいね。
 
6.リングにかけろ〜黄金の日本Jr.編〜(タイヨー)
今年金銭的な意味でそこそこにお世話になった台と言えるリンかけJr。
リンかけ2というと別作品になるのでどう呼べばいいかが悩ましいですね。
最大の魅力はそこそこの継続率のARTがそこそこにストックされること。
大江戸桜吹雪並、と言うほどではないですが本当に良い感じにボーナス中にBARが揃う。
そのくせにそこまで酷い継続率のARTがストックされるわけではないので
だらりだらりと出玉が増える感が味わえる。純増少なめだから出来る芸当だね。
ただそれでも30G1セット(見た目的に)なので演出にメリハリがあるのも良い。
前作の200G延々「このままじゃまずいな…」しているのに比べれば大進化である。
何より近作の竜ちゃんは声が全力投球過ぎてもうそれだけで個人的にはすごい好き。
(ART中復活)「・・・まだだ!・・・・・・・・くあぁっ!」
(ART中演出)「皆の思いを背負っているんだ!負けるわけにはいかない! 真の戦いはこれからだ!いくぞ!!!」
(BIG揃え後)「ビッッグボォォォナァァァス!!!」
この辺りで一々叫んでるのが良い。ビッグボーナスなんて合わせて叫んじゃうよ僕は。
文字にすると余り迫力が伝わらないので実機で確認してもらいたいですね。ええ。
 
7.ひぐらしのなく頃に祭(オーイズミ)
技術介入機の最高峰が萌えオタ狙いという、素人向けか玄人向けか分らない台を入れてみる。
実際のところ、お互いに「気にしない」という扱いなのがすごいですよね。
「俺は機械割を求めてるだけだから演出見ないし…」ってのと
「俺は羽入を出す為だけに打ってるんだ!勝ち負けとかどうでもいいんだよ!」ってのが見事に相反。
一回技術介入+マイスロ加入で機械割102%くらいの激萌え台を作ってみて欲しい。
演出を最後まで見たら設定判別要素が!みたいにして苦虫を噛み潰すように打ち続けるスロッターが見たい。
まあ、自分にとってはそんな台はご褒美過ぎますけど。
さておきひぐらし。システム的には旧世代のRT機なのですがリール制御が玄人向けすぎて。
中押しで全小役が判別できるがそのせいで演出がほぼ全て死ぬ、と言う諸刃の剣。
ひぐらし厨はおとなしく順押ししてろ、という意思が見え隠れするその潔さがいい。
っつーか作ったのオーイズミだから多分考えてないんだけど例え意図せずでも実現してるのがいい。
欠点をあげるならボーナス非成立時でも変則押しで混色7が簡単に揃うことだろうか。
あとノリにノった沙都子うるさい。
 
8.スパイガール(KPE)
どちらかと言うとネタ機、一線級を張る台ではないんだけど個人的にはこの位置くらい。
通常時常時乳ゆれとかやりすぎじゃねーの!?と思えるが3Dグラフィックが微妙な為特に何も起こらず。
システムはストック制のナビを継続率ナビに変更、あとボーナス完走型にしました、と言った塩梅。
KPEだからなのかは分らないが突然偏りだすボーナスがいい感じに働いてる模様。
継続率ナビがガツンガツンストックされている様は見ていて気持ちいい。
「これはもらったわ…」感が味わえるのはいいよね。めったにないんだけど!
欠点はとにもかくにも3Dグラ。大作戦タイム中の2Dアニメはいいんだけどなー。
 
9.南国育ちスペシャル(オリンピア)
勝ったことねーし!畜生!でもまあ面白いので置いておきますね。
システムはスペシャル・・・と言うほどの改善は見られてない、むしろマイナーチェンジレベルですが
元々がいい出来のためそれでも評価が高いと言う話。
個人的にスペシャルだなと思ったのは履歴機能。通常時メダル投入前に中押しで
前3回のボーナスで蝶が飛んだか否かを表示してくれる、それだけのもの。
スランプグラフまで表示するめぞん他に比べるとしょぼいものなんだけど、こと南国SPでは
それがいいスパイスになってるんですよね。
南国、というかART機に良くあるもので「一度モードアップしたらモードダウンしない」仕様と
高設定は低モードでもARTに入りやすい」と言うのとが上手く絡んでいて
前回のみARTに入っている、と言う台以外はどの台でも打つ気にさせるのが良い。
前後3回の履歴が
当××・・・低設定?かつ当選直後なので低モードの可能性あり、打つべきではない
××当・・・低設定かもしれないけど高いモードに居るかもしれない。打つべき?
当当×・・・低モードっぽいけど当たってる・・・もしかして高設定?打つべき?
当当当・・・よくわかんないけどすげぇ!とりあえず座っとくか!
と言うように上手く煽ってるのが良く考えたな、と言う印象。
最近は余り見なくなったけど意外とハイエナ向きよね、これ。
 
10.押忍!操(大都技研)
大都が満を持して送り込んだ番長の後継機…なのだが余りに演出を踏襲しすぎて
鬼武者のように昇華できなかったのが残念でならない。
鬼武者はゲーム数解除を無くし小役での当選にシフトさせたが
こちらはあくまでゲーム数での当選と前兆ゲーム数にこだわったのが敗因だろうか。
番長のときほど露骨な天国モードが無い、というかそもそも50GのRTで
ゲーム数テーブル敷かれてもねぇ、と言うのが素直な感想。
それでもライブボーナス、無限ライブ共に曲は素晴らしいし
無限中にストックを溜めるだけ溜める、などの勝ちパターンもあるので魅力はある
ゲーム数のRTテーブルは天外魔境くらいしかない、というか機械割的に
実現難易度が高いと思われるのだが実現した上に通常のボーナスも用意しているのがすごい。
忍魂と言い、新しい試みを色々試しているのは評価できますね。
というわけで今後の期待も込めて乗せてみます。
 
 
 
まあこんなところですかね。今年は去年に比べて導入台数が少なかったのもあると思いますが。
次点でデビルマンと緑ドンを。緑打ったの年末ギリギリだったからなあ。
というかルパン以降の良台ッぷりが半端ないですね。
今年も出だしから期待の新作が目白押しなのでかなり期待できます。
いやー5号機は終わったと思った時期も有ったけど今かなりキてますね!