上海日帰り旅行

私的タグなんて久々につかったわマジで。そして旅行と言うわけではないんですがね。
事の発端は前回の帰国予定から。
仕事上でスキマが5日ほど開いたのでいったん帰国するか!と言う話になりました。
そのスキマというのが日本で言うお盆にあたるもので、簡単に言うと大型連休でして。
突然決まったわけで急遽航空機チケットを手配してもらったわけですが
大型連休→日本に旅行する人も多い→席空いてない!となり無理にねじ込んだ結果
朝9時半合肥発→上海着11時→(乗り継ぎ)夜8時上海発→夜10時半福岡着と
チェックイン等含めても6時間は暇しなきゃならないという状態に。
さすがに何もなく大して喋ることも出来ない空港で6時間は辛すぎ、ってことで
じゃあ上海で大戦してくっか!と。
今まで上海なんてハブでしか無かった為市街地なんてまったく出たことないもので
全てが初体験・・・大丈夫か?と不安でしたがまあ、携帯あるし。
 
・上海到着→ゲーセンまで
飛行機が到着し荷物を取り終えた段階で12時ちょい前くらい。
中国の国内線が定刻どおりに飛ぶのは稀(話によると満席になるまで飛ばないらしい)なので
さすが連休だね!と思いつつ荷物預け場へむかうと
「今日から3日間は荷物預け場も休みなんですよ」と言われ泣く泣くガラガラしながら移動。
さすが連休だね!クソァ!
 
上海に行く目的のひとつにリニアモーターカーに乗るって事もあったので早速乗車場へ。
中国でも電子マネーが導入されたらしく、SUICAのような非接触ICが使えるようになっていました。
海外は自販機の紙幣認証が超厳しいため、この導入はかなり利便性を高める気がします。
とくにカウンターで切符を購入しづらい旅行客にとっては。ホント。
 
チケットカウンターまで歩いて10分並び自分の番が来たので「我要交通カード(カードも漢字)」と
メモを見せると後ろのほうを指差されました。何?事務所?そんなトコで買うの?と
不安になりましたがまあ別のカウンターがあるのだろうと裏に回るとフードコート。
裏・・・裏?疑問に思いつつと500mくらい歩いてようやく逆サイドのカウンターへ到着。
同じように見せて無事購入。カード代20元(?)+チャージ150元。2000円くらいあれば往復いけるだろう。
しかし筆談が通るのはやっぱり漢字圏は便利だね。いつでも何とかなる気がする。ならねーけど
 
改札を抜けると注意事項が書いてあり、時間によってスピードが替わる模様。
MAXは430km/h出るらしいのですが今の時間では300km/hだとか。本気出してかかって来いよ!
いざ乗ってみると時速300kmでは速度的には大した感動も感じられませんでしたが
曲がるときの傾きとGがすごくて驚いた。この速度でモノレールみたいな傾斜持ってくるとは・・・。
リニアは10分くらいで終了。片道40元なので時間単価で言えば高いが距離単価なら安いかな。
 
リニアを降りたところは上海中心部から若干?離れたところ。
この中途半端さが現地人に不評らしく乗客数も大したことないんですよね。
記念に1回だけ乗ればいいやくらいの感覚らしいです。
まあ日本で言うと成田から都心まで直通じゃない電車って事ですからね。そりゃ要らんわ
 
ネット情報によるとリニアの降車駅は全くもって何もない場所だったらしいのですが
2年(そのサイトの更新日が2008)も経つとさすがに色々発展しているのか
軽い飯屋くらいなら用意されている模様。と言ってもマックやラーメン屋くらいですが
まあ中間ポイントとしては悪くないやね。
駅降りてすぐのところにジグソーパズルのようなキャラクターオブジェクトを発見。
ああ、これが万博の人なのね、とさして興味はなかったけど一応パチリ。
今回はデジカメ持ってきてるけど使う機会あるのかなこれ。
 
駅を降りてからは地下鉄に乗り換えて上海中心部へ向かいます。
目的地は人民広場駅。もうこのいかにも、って言うネーミングが素敵。
チケットカウンターに人が並ぶ中自分は交通カードで改札をスルー。
まだ電子マネー文化が浸透しきれてないみたいですね。福岡と同じくらいの普及率かな。
つか人多すぎじゃねーのこれ!ってくらい今までの流れと違ってて驚き。
空港→リニア時と比べて5倍以上有るよ流石これが中国だよね!って地下鉄乗れるのかこの流れで。
 
流されつつも何とかエスカレーターを降りてホームに到着。
地面に人の流れが矢印で書かれている(正面は出る人用、サイドが入る人用)が、まあ当然無視されてるよね。
到着後は出る人優先とか言うマナーはなくガチバトル。入ったもの勝ちである。流石だ。
何とか入るとホームの人の流れの割には乗車率は普通。座れはしないものの・・・ってくらいかな。
人民広場駅は・・・7駅か。数を覚えておかないと駅名言われても気づけないからね。
地下鉄を降りるとエスカレーターに駅員が看板持って立っている。何事?と見てみると
どうも「左に並んで下さい!」と言った内容らしい。エスカレーターにも「文明人は並ぼうぜ!」みたいな
感じのメッセージ(読めないけど)が書かれていて中国もマナー改革を図っているんだなあ、と思ったり
しかし日本でもまだ100%ではないエスカレーターの並びなんて中国では無理ではなかろうか。
知らない人相手に譲る心、ってのは養いにくいもんだよね、ほんと。
 
無事到着すると目の前に目的地の「新世界城」が。そこそこにバリアフリーなのが助かる。
矢印看板に指示されて進むと地下フードコートに入ったらしくファーストフードが並んでいます。
時間の猶予は無いっ、と郭嘉風に無視して歩くと目の前にすし屋らしき看板。
「久留米寿司」・・・久留米?何か有名だっけ?と近づくと英ルビで「GOURUMET SUSHI」の文字。
・・・ああ!そういう!と思わずパチリ。久留米人はもうちょっとこの辺売りにしていいと思うよ。
 
新世界城はこちらで言うデパートであり目的地は9階。エレベーターは超混むんだろうなと
エスカレーターで登ると・・・なんだこの不便さ。らせん状、と言うべきかなんというか
登ったところが次の階への登り口になってないため歩いて半周しなきゃならない
それを9階分こなすとちょっとした苦行。ガラガラ付きでこれ面倒すぎなんですけお・・・
しかも使ったエスカレーターはゲーセンへ到着できるエスカレーターではないらしく
無駄に10階まで上りエレベーターで降りなきゃならないらしい。ああもう不便だなあ!
混み混みの中なんとかエレベーターで9階へ到着。
SEGA World 上海新世界城」おお!すげえ!なんか感慨深いぞ!
この時点で午後1時くらい・・・余裕持って遊べるのは約3時間か。マジ時間の猶予は無いな
 
・ゲーセン→上海
ようやく着いた新世界城。エスカレーター降りてすぐのところに巨大な大戦POPがあって驚き。
壁に書かれているのは乱世の郡狼(Ver3.10)のPOP、立て掛けてあるのはWAR BEGINS(Ver3.59)。
これだけで大戦押してるんだなーと思いつつ中に入ると超広い。え、大戦どこ?と見つからない位。
日本で言うジョイポリス?だっけ?位のサイズでしょうか。お化け屋敷みたいなアトラクションあるし。
 
中国全土どのゲーセンにもあるバスケゲーやストラックアウトを抜けてようやく大戦コーナーへ到着。
壁側を見て「ふむ、押してある割に4筐体か、少ないな」と思いつつ後ろを振り向くと
別筐体を挟んで緑色の筐体がずらり。数えたらマスター4台の18筐体とかなにこれすげー!
流石押してるだけあって半端ねーっすね!SEGA本気じゃねーか!と少し興奮しながら横を見ると
似たような感じの赤筐体を発見。ロゴを見ると「覇 三国志大戦」の文字。・・・あ、あぁ!
これが噂のパkもとい中国版大戦か!全文中国語だ!(因みに大戦3はカードも全て日本語)
見た瞬間テンションが上がる上がる。ゲーセンでこんな興奮したの久しぶり。
・・・まあ、とりあえず大戦3は記念にやっておこうね、と1セットプレイ・・・しようとしたら投入口が無い。
全台プレイカード?みたいなのを買わなきゃならないらしい。そういえばチケットセンターみたいなのあったね。
いそいそと戻ってプレイカードとチャージ100元を入れる。100元・・・1300円くらいか。
中国の物価指数ならこれでも十分遊べるかな?と思いプレイする・・・もクレジットの入れかたわかんねぇ!
カード挿すスロットっぽいところはあるんだけどどうやってクレジット転送するんだ・・・?
仕方なく身振り手振りでこの、カード、どうやって、金、入れるの?と隣の人に聞いたところ
転送ボタンを力強く押せばいいらしい事を教えてもらえました。よく見たらここだけ掠れてるや。
と言うわけでやっとプレイにこぎつけました。気になるお値段は・・・8クレジット、つまり8元=約100円か。
3元でペットボトルが買えることを考えると妥当と思うべきか高いと思うべきか・・・ふむ
 
大戦自体はいつもどおり。1ヶ月のブランクが一瞬で縮まるわけも無く1勝2敗で終了。
というかもう心ここにあらずというかいいから覇がやりたくてたまらんですたい。
どう見てもシステム的には大戦1なので特に変わった点なんて無いんですけどねー、多分。
細かいことはいいんだ、とりあえずやろうぜ!と思ったが良く考えるとカードが無い。
武将カードはおろか君主カードさえないのでまずはそれの売り場を探すことに。
広いゲーセン内を1周したところでさっきのプレイカード売り場にあることに気づく。
・・・スターターパックって英語だよな?中国語だと何だ?開始箱?うーん・・・と
自分の無能さを露呈した屈辱の君主カード購入。プレイしようにも武将0かよ畜生!
まあとやかく言っても始まらない、って事でやってみようとした所満席。
大戦3だけで16台+覇が6台有ると言うのにそれでも満席か。上海人は本気だなあと思いながら
後ろに張り付くと「やるんでしょ?空いたよ?」と言いたげな少年が話しかけてきました。
何が裏があるんだろうか・・・と多少ビビりながら着席。カード無しでも何とかやろうと
君主カードだけ差し込むと武将カードは?無いの?とまたも世話を焼いてくれる様子。
この手元の3.5レアカード好きなだけもってっていいからダブりコモンカードを譲ってくれ!
と言いたかったんだけど喋られるわけも無く・・・と悩んでたらどうも貸してくれるようで
ありがとう!なんて優しい少年だ!キミは将来素晴らしい大人になるぞ!と(脳内で)礼を言うと
彼のデッキケースからひとまず形になりそうなデッキを作成
 → UC夏侯惇、UC曹仁、UC荀攸、C文聘、C劉曄・・・あれ、劉曄武力2だったっけ・・・まぁいい
プレイすると・・・ああ、当然だけどネット対戦は出来ないのね。だって筐体ここにしかないし。
店内対戦、英傑伝、群雄伝?の3つから選べる様子。店内は当然店内対戦。
英傑伝は2から持ってきたのかな?ストーリー仕立てのCPU戦。
群雄伝?名前覚えてないや。は3の武錬の章のようなミッションモード
プレイヤーが主にどれを選んでるかと言うと特に決まってない様子。店内も群雄伝も英傑もどれも遊んでるね。
とりあえず知らん人と戦うのはなんなので英傑伝を3プレイくらいこなす。
CPU戦は1プレイ1排出制。ああ昔は進軍無かったねーそういえば。排出されるたびに借りてたカードを
少年に1枚返して5プレイ後に返済完了。何かあげればよかったかなーと思ったけど自分もこれ欲しいし。
10プレイ強やって出来たデッキが
 → UC劉備、UC郭図、C曹彰、UC許チョ、C審配、C陳グン
外堀と神速くらいしか使える計略がねぇ・・・。2色かつ8コスで組むと手持ちではこれが限界。
つか郭図の消費士気5になってるよ・・・ただでさえ使いどころが限定されてるってのに。
せっかくデッキ組めたんだし対戦してみるか!と店内対戦を選択。どうも感覚的には
格ゲー的な感じで対戦を仕掛ける様子。言っても連コイン上等なので連戦続きですが。
当たったのはなんか特殊称号?持ちの人。何品かも見えなかったですが多分強いんでしょう。
デッキは回復デッキの楽進劉曄。武2だとこうやって普通に採用されるんだなあ。
結果としては許チョ馬超を外堀で流して終了。・・・警戒されてなさすぎじゃねーの?
同じデッキで再戦されて今度はしっかりメタメタにされましたけどね!
というか外堀の範囲が横に狭くなってるとは思わなかった。端攻城に当たらないとは思わなかった。
 
2回店内やったところでタイムアップ。およそ3時間くらい遊んだので実に満足。
エレベーターは乗れる気がしなかったのでやはりエスカレーターで降りました。歩くのめんどいね。
来た道を戻り地下鉄に乗りリニアに・・・お、今度は本気出してくれるんだねリニア。
430km/hをしかと体験してやろうと意気込み乗車ってなんかやっぱり外国人率高いねこのリニア。
乗車してスピードが上がって・・・上がって300超えたあたりから音が増してきた!
ゴ・・・ゴゴ・・・ゴゴゴゴゴゴとスピード出てるのを音で体感すると言うのも不思議ですが
このゴゴゴゴと感じるGで最高速度の凄さを感じた気がしました。景色の流れはそう変わらんね。
とか考えつつ外見てたところ、瞬間何かが通り過ぎ音と衝撃だけが残される感覚。
どうも対抗のリニアとすれ違ったらしいのですが6両とは言え0.1秒もかかってなかったね。
同じく外見てた人たちと同じタイミングで衝撃にびっくりした為車内が笑いに包まれました
一番スピードを感じたのはこの瞬間かも知れぬ。430kmのすれ違いってすげーやね。
 
リニア降りてから空港にチェックインしようとしたらカウンターに人人人。さすが国慶節。
余裕を持ってきたはずなのに結局時間的に危なかったらしく特別ルートでチェックインすることに。
時間的な都合なんだろうけど「福岡・大阪・ソウル行きの方はこちら(特別ルート)」とかなってて
列の人たちに凄い見られてるような気がしてちょっと引きました。外国人特別枠みたいなそんな。
 
チェックインしてからは別段何も無く夜到着。夜便は時間的な意味でテンション下がるけど
空から見る日本の夜景は綺麗だと思います。山以外全部ライトついてるもんなー。
しかしなかなか充実した移動日だとは思いました。仕事で疲れてたのもあったのでしょうけど。
次回はいつになるやら・・・。