2010年初打ち〜
一応新台スキーとして一通り打ちましたがまー勝てませんね。特にパチの方がひどい。
もう確率とかその辺凌駕してハマリ、単発、動悸、息切れ、心筋梗塞とひどい有様。
途中から打ち始めたのもありますが1ヶ月間でゲーム数が4桁に突入するのを3回くらい見た気がします。
確率の3倍まではよくハマるとはいえ･･･コレは･･･。
一応一通り打ったのでレビュー的な感じで。といっても1回2回なので大したことはかけないか。
・パチスロ機動戦艦ナデシコ
当初のスペックがスロエヴァ2(まごころ)と同じと聞いていたのですがBIGが4種類あったり
ものすごく微妙な技術介入がある辺りSANKYOなりに努力はしたのかな、と思います。
スペックが似通っているのも含め、あからさまにエヴァに取って代わろうという意思が見えるスロナデ。
筐体も同じであり対象のエヴァ3(約束)も古株になってきたため、一部入れ替えなんて店も割りとある様子。
で、肝心の評価はというと、システム面では獲得枚数が最大のSBIGがあるため、
REGにボーナスが偏る展開だと非常につらい。BIGでも250枚程度獲得できるのですが、
SBIGを連打するような流れに乗らないといかんともしがたい感じがしますね。
その点以外はほぼ純Aなのでシステム的にはそこまでダメな感じを出している感じは見えないかな。
自分の引きかどうかは知りませんが強スイカがやたら外れるのがないとさらに良かったんだが。
そして演出面。基本的にはパチナデをトレース。パチで言うところの
解析リーチ、ボソンジャンプリーチ、プロスペクターリーチが子役告知演出に、
ジュンリーチ、ミニゲーム演出、なぜなに、ナデシコチャンスがチャンス演出に切り替わりました。
解析、夜食が子役告知になった分3エンジェル、アキト特攻の信頼度がガクッと下がり
突然別演出になるためかミニゲームがかなり信頼度高めになっています。ジュン？論外だろ
この辺がただの使いまわしなのかやっぱりエヴァを意識しているのかは分かりませんが悪くは、ない。
昨今のスロットの割にはボーナスへのプロセスが多めに用意してある気がしてそこそこ楽しめると思います。
BIG中の曲がユーゲッバーニン固定、SBIGが私らしく・レッツゴーパッション・あなたの一番になりたいから選択式。
レッツゴーパッションはともかく残りの2曲はパチでは結構がんばらないと聞けない曲なので手軽に聞けるのは良し。
そしてこの2曲、ムービー描き下ろし？とも見えました。多分既存の演出からつなぎ合わせただけなんだろうけど
その辺り自分には新鮮でさらに良し。パチナデの私らしくもEDからの差分が実に良くがんばったと言えよう。
と、まあ演出の評価は割りと高め。問題は登場してないキャラが多いことか。
半日打った分ではガイ、イネス、ウリバタケ未登場。前二人はプレミアで居そうだがウリバタケは･･･ウウッ
あとSBIG引いたときのピキピキピキーンがうるさい。毎回鳴らなくても良いだろうアレ！
･･･後で調べたら第3停止のボタンを押した箇所によって弱スイカでも強スイカ揃いになるようですね。
(スイカ図柄の２コマ下にBARがあるためスイカの5〜6コマ下を目押しすると強スイカが揃う模様)
フォローはありがたいのですがせっかくなら赤7の下辺りにスイカおいておけばよかったのに。
・CRめぞん一刻
こちらもスロめぞんからの移植。ドラマチックパチンコ、ってことで確変中にストーリーが進行する仕組み。
スロの方もストーリーに入ると信頼度高な上にART確定って事で割りと重みがある演出なのですが、
その辺が好評だったのでしょうね。まあ「約束」とか泣きそうになるし。アニメ原作見てないのに。
確率1/348の継続72％、出玉約560or約1560と1回が中途半端な分継続率高め、って所ですね。
2確ありですが電チュー入賞での当たりなら出玉有り確定なのでそこは気にしなくて良いかも。
演出面で珍しいのはそのドラマチック性でしょうか。
通常時は擬似絡みじゃないとストーリーにもあまり期待が持てませんが確変中は別。
ストーリー突入＝出玉有り確変確定という大盤振舞。成功が15Rで失敗が5Rという振り分けになっています。
いつからかは知りませんが最近この手の増えてきましたね。熱いリーチだと確変確定みたいなやつ。
美空ひばりなんて青図柄でリーチするだけでアラーム音が鳴るとかあからさますぎて逆に笑えてくる。
ナデシコと違いストーリー以外はあまりスロットを踏襲していないような気がしました。
基本的には同じですが「つまみぐいですよ！」や野球、テニスリーチが無い辺りオリジナルで作ったのかな、と
三鷹リーチが初代めぞんで採用されてたスケート演出なのでそちらをベースにしたのかもしれません。
どっちにしろ熱くないのですが。
あと擬似連で左右からハートフレームが出てきてシャキーン！ってなるのがどっかの韓国台を思い出させていかん。
大当たり中の曲は大体スロット準拠なのですが
通常時15R確変→永遠と呼べるなら
確変中15R確変→Non stop = Lucky Days
とスロット側から見ると逆じゃね？と思わざるを得ない。因みに永遠と呼べるならはスロットならエンディング
(「約束」演出コンプリート)でのみ流れる曲でありBIG中もエピローグが流れる感動のシーンなのですが
それがまた通常時のみっつーのも・・・ねえ。まあプレミア感は出ますが。
で、他の当たり中曲が
5R当たり→歌なし
15R通常→夢をあきらめないで
･･･初当たりが15R通常だったのですが、え？え？なんで？何で岡村孝子？とちょっと挙動不審になる選曲。
特にこの曲には個人的にすげー思い入れがあったので通常当たりでまた泣きそうになるトコでした。危ない。
この選曲だけでめぞんを神台へ押し上げてもいいくらい。
後で調べたらアニメとも何のかかわりも無いらしいですね。平和のスタッフは何考えてるんだ。もっとやれ。
・CR暴れん坊将軍 吉宗危機一髪！
もう何台出たか分かりませんが暴れん坊将軍。藤商事の新筐体でパトライトがボタンになるというまた斬新な。
そんな前面にパトライトを押し出してるわけなのですがKYORAKUのようにやたら鳴るワケでもないのが好印象。
まあパトライトボタンを押す演出は割りと熱い･･･様な気がします。ごめん大して打ってない
というわけでちょっと打ってさくっと当ててさくっと帰ったわけなのですが
大当たり中が実に吉宗っぽかったのが気になったところ。爺ボーナス、姫ボーナス、吉宗ボーナスがあり
それぞれ出玉が違う(オープン回数が異なる)ようなシステムなのですが
姫ボーナスの歌がすげー無理してる感じがして非常によろしい。
吉宗で思い出したけどいま浜崎さんの声が出なくなってるとか言うニュースをみました。
今こそ尼崎まゆみが天へと羽ばたく時なんじゃねーの！？
・バジリスク 甲賀忍法帖
純増2枚↑のとんでもない性能を誇るART、バジリスクタイムを引き下げて登場した問題作。
印象としては銀英伝から複雑なシステムを排除してシンプル且つ爆発力を求めた感じでしょうか。
1/130程度のボーナス時に抽選を行い、当選時に継続率を抽選、その継続率に従いパンク役と15枚役をナビする
一見するとただのループ型ARTマシンなのですが、15枚役ってのが思った以上に爆発するわけで
1回入ると1000枚くらいなら余裕で夢見れる作りになっています。
まあ逆に言うと15枚役なので当選率は低め。ゲーム数区切りなので全ゲームリプレイなんてこともあるから困る。
エウレカといい獲得枚数の多いマシンはART中でも暴れるのでそこを何とかして欲しいところ。
実際に打っていただいた方が分かるのですが、1/130程度の確率ってどうしてこうも暴れるのか、
というほどバジリスクチャンスの当選が偏りまくるのがこの台の魅力でありダメな点なのでは、と思います。
10〜20Gの連チャンが続くなんていうのは割りとよくある話だし、そこで当てておかないと高確率の恩恵がない、
と割と意図的に偏りやすい乱数群をセットしているのかな？と思います。
銀英伝から爆発力を加えた、と先に書きましたが最近打ってるのを見ると銀英伝でも一撃5000枚とか
引き次第では出せるようですね。自分では経験したことがありませんが型に入るととんでもないなアレも。
解析を見る限り
・英雄RUSH、伝説RUSHでロングARTを引きやすい
・英雄RUSH、伝説RUSHは残りARTセットが1回以上残っている場合に発生
・ARTセット回数をいっぱい引けばその分1回辺りのゲーム数も多くなる
・ART抽選はボーナス中7揃い、ART準備中ボーナス当選が主(初当たりは別条件)
・＝ART中にボーナスを引き、そこで7を揃えて上乗せ→ロングARTを引いてそこでまたボーナス･･･
というART⇔ボーナスループを引けばいいというわけですね。
古くは鬼浜からあるこのボーナス中上乗せ。最近増えてきた気がするんですが波に乗れないと辛いんだこれ。
あと1000G以上押し順ナビって結構めんどくさいですよね、ホント。
・パチスロあしたのジョー
俺･･･この戦いに勝ったらSR夏侯惇(Illust：ちばてつや)を買うんだ･･･とか考えてたのが既にフラグであり
まー勝てない。苦手なんだよこういう高確率状態でボーナスとかチャンス目とか引くやつ。
システムとしてはボーナスの枚数を極端に減らして確率UP、無限RTへ突入させてずっとジョーのターン！な
いわゆる肉システムを搭載。当てるまでが実に単調だった肉から特定役によるモード移行や継続UP演出、
その他1G連やドヤZONEなどサブ的な要素をいろいろ増やした感じでしょうか。
肉システムに北斗の演出を合わせた感じで、ボーナス中はジョー攻撃、ジョー避け、ジョー復活などでRUSH確定、
オーラの色、敵攻撃、台詞色などで継続/終了を示唆となっています。力石のアッパーとか剛掌波レベル。
ボーナスの種類により継続率/突入率が変化し、カスボーナス(JAC揃い、混色7揃い)、突入率高の赤7、
継続率高の青7、プレミアのBAR揃いで4種類。青7揃っても60％くらいが平気で選択されるので
結局のところ「いかにJAC中にハマるか」が超重要。通常時ハマるとマジイライラしますけど。
マイスロ対応で各種ボーナス契機や連チャン数で色々な特典を受けられるようになっています。
誰も使ってねーけど。
エウレカもそうでしたけどマイスロの効果があまりに少なすぎる。TA2は曲選択が大きな要素でしたが
ジョーはどんな恩恵が得られるのかまったく想像できない。押し順ナビが丹下からマンモス西になるとか？
マジで誰が得すんだそれ。
昨今のこういうARTメインの台を見ると、いかに昔の台が優れていたかが良く分かる気がします。
具体的には肉と鬼浜。
特に鬼浜のシステムはARTとボーナスの出玉をうまく合わせた素晴らしい台であると再認識しますね。
引き次第では仏恥義理TURBO1回で200枚くらい引っ張ってこれますから。
それに比べて36枚固定のこいつらと来たら･･･お前たちはダメだーッ！(内村風に)
・CR ENTER THE MATRIX
最近パチのほうがマンネリしている気がして1パチで十分だよね、とか考えていたのですが
めぞんとこれは悪くないかな、という気がしています。
勝ち負けをあまり考えずに打てるのはコレと南国(ミドル/甘問わず)ぐらいだと思います。
初打ちで気に入らない台って結構多いんですよね。勝ったからもう打たない、が非常に多い。
で、そんな中出てきたMATRIX。今更かよ！という気もするが版権的なイロイロがあるのかな。
特筆すべきはVFX処理。ただのロングリーチでも見入ってしまうのはコレくらいでしょう。
EL液晶を使った2枚表示(鬼浜辺りが初出)により立体感のある映像を演出しており
鬼浜のそれよりより3D感が出ています。大一にここまでの技術力があるとは思わなかった。
スペックは1/345の継続68％。まごう事なきミドル。継続率が高いため割と2確寄りなのかも。
最近やたら増えてきている電チューなし2確搭載。モード移行役って事ですかね。
一度ネタが判明してしまうと2Rランプやデータロボで判別できるためあまり要らない機能だと思うんだが
･･･まあスパイスとしては悪くないのかもしれませんね。
一つ文句をいうなればDAIICHI筐体の微妙さ。
大一連打なんてわざわざ名前つけた演出があるくせにあのボタンマジ連打しづらい。
もっとクリステラやSAMMY筐体あたりを見習うべきだと思います。SanseiRD筐体！あんたもだ！
・CRヤマト戦記
来た！ニューギンの新台来た！･･･ダメな方のニューギンチームの新台来た！
とまあ勝手な想像をしてますが慶次チームとは恐らく別であろうニューギンのチームが作った新台ヤマト。
「負けても楽しい台は良台、勝ってもつまらない台はクソ台」と常に考えていますが、今回のは確実に後者。
さくっとボーナスを引いてそれなりに続いたんですが打ち終わる頃には良く分からないイライラが募ってました。
キャラクターや舞台の設定・システム・役物どれもが今ひとつ作りこまれていない。甘デジ向けといえる感じ。
特に設定含む演出がひどく、主人公の名前もヤマトタケル、"ニンジュツ"と呼ばれる伝説の斥候術を備え
単身魔王城へ乗り込むと妙な中二設定から始まり、シリアスなのかギャグなのか分からない演出、
つまりは「ふーん」と冷静な目で見てしまう演出を繰り広げ、確変当たり(奇数図柄)でも出来レースの対決があり
時短中はRPGを模した演出のように見せかけてただのマッスルタイム(走るだけ)だったりと
楽しむ要素が見つけられなかった、というのが実情。
中でも一番妙だったのが時短中、ボタン選択でリーチパターンを選ぶ演出(慶次で言うもののふチャンス)。
信頼度の順に
味方★
ヤマトタケル★★
ヤマト軍★★★
・・・いやいやいや数の暴力のほうが熱いってなんかRPGとして間違えてないかそれ！？といわざるを得ない。
まあ当人(ヤマト)もさほど強くないので正しいといえば正しいんだけど･･･うーん。
というわけで久々にひどい物を見た感じ。同じチーム(？)が作ったと思われるアンルイスは
そこまで嫌いじゃなかったんだけどなぁ･･･。
・マジカルハロウィン2
前作前々作と設定とロマンを与えた挙句結局ダメ台でしたーというマジカルハロウィンの新作。
今回はいつもの二人＋長門系無口魔女(CV茅原)、ルイズ系ツンデレ魔女(CV釘)を追加。
･･･いやルイズはねーな。だって常時操られてる(らしい)んだもん。
正直世間的に人気な声優二人付け加えてみましたみたいな安易な人選が悩ましいですが
実際打ってみるとそこまで多用してないので採用する必要あったのか？ともいえます。
システムはA-200＋30GのART(純増1.3〜1.5くらい)のストックタイプ。
ARTに重点を置いたTA2と見るかボーナス確率を下げたRIOプレと見るか、ってとこでしょうか。
ART中のボーナスやカボチャ揃いで上乗せがあり、良くある「1回入ればゴツい」タイプの台といえます。
特に特定条件で入る「キングカボチャンス」「スーパーカボチャンス」の爆発力は類を見ないほどで
スーカボなんて入った日には無限ARTのBIG限定50％ループですよ！ジョー？なんですそれは？
システム的には悪くなくボーナスも重すぎずARTも軽すぎずでいいバランスを持っている感じ。
通常時のコインもちがやや悪いのと自力ARTが厳しい(6択)なのが残念ポイントでしょうか。
それでもまあ絶対無理というわけではなく決定的ではないのが良いですね。
前作も悪くなかったのですが、今回は曲が非常に良く出来ていると感じました。
BIG中曲のツキノキオク、マジカル☆カーニバル、月歌と新規追加のどれも出来がいい。
月歌自力で聴いたことないけど！
そのほかART中のBGMもテンションの上がる曲が採用されており悪くない。
ロック調になると次回ART確定ってのが微妙に残念ですが。
というわけで現状のスロットの中では結構好きな方に入ってます。
ただ昨今の台は割りといい意味で事故らないと勝てないってのが残念ですけどね･･･。
