隙を縫って読書

 
まほらば(ガンガンWING)
早紀の場合後編。前回のトリャー!(巴投げ)からの続きであり早紀ちゃんのテンションもそのまま。
白鳥と二人のときはラブパワーバリバリだが人が見ていると恥ずかしさで殴りまくり投げまくり。
あまりの落差が鼻にかかるというかむしろ良い意味で鼻にかかる。理想的なツンデレの体現ではなかろうか。
ツンデレにも種類があって、二人のときでも恥ずかしくて素直に接することができないツンデレ
二人のときだと感情が抑えられないんだが人が見てると恥ずかしくて素直になれないツンデレ
種類というよりもコレはむしろ段階なのかもしれません。前者→後者といった感じに。
そして巷では前者であることはほぼ間違いないと思っていた早紀ちゃんだったが力強く後者で登場。
「思わず力いっぱいハグしちまったぜ!」と早紀ちゃん止まらない。つかハグって聞いたのFF8以来だ。
一通りドタバタしたあと今回のの山場。早紀ちゃんの力一杯の告白。
いつもタメ口の早紀ちゃんが使う涙ながらの懇願、そして敬語。もうたまらーん!ですよ!
それに応える白鳥もまた素敵。この後の数ページがまほらばらしく、非常に良いバランスを保っています。
ラブラブ展開も欲しいがあまり走りすぎるとつまらなくなりそうだし、このまま頑張ってください。
あと2ヶ月くらいで単行本発売のはず。千百合の場合、早紀の場合が収録されるはずのこの10巻、
2冊買っても損はしないはず。携帯用、自宅ニヤニヤ用に是非!
 
四季使い(少年シリウス)
身内の本好きにはあまり評判のよくない少年シリウスの新連載。式神の城の作者コンビらしいです。
式神公式サイトにあるSSの作者なのでしょうか。とりあえず良かった。ひどくと言うわけではないが良かった。
これとはりだま退魔塾の新連載二つはよくある和物ファンタジーですがこういうのは嫌いじゃない。
一時期の陰陽師ブームに遅まきながら乗っかった感じでしょうか。あざといくらいの狙いっぷりがまた。
で、この四季使いですがヒロインが刀にメタモルフォーゼするという斬新さに驚いた。
喋る武器、あるいは人型になる武器と言うのはよくあるけどそのどれもが男、その上おっさんだっただけに。
今月は出会いと顔見せがメインだったので次回からどう展開するかによるけどまあ良い線行きそう。
しかしシリウスは新連載多いな。ってか今公式サイト見たけどアベンテューラ今月あったっけ?
 
シリウスの俺メインはアベンテューラと怪物王女。あと幽霊バスガイドもメガネなのでオールOKだ。