まほらば 25話「告げる夜」 最終話「まほらば」

と、言うわけで終わっちゃいましたまほらば。ローゼンに続き1話も逃してません。
アニメばっかり見てるわけじゃないんですがこれは名作だったと思います。感動した。
24話辺りからアニメと原作がはっきり分かれたのでここら辺好みが出ると思いますが。
最終回の絵本のストーリーは更に人を分けるような気がしました。絵本で感動できるか否か。
あれは漠然と見るんじゃなくて今までのストーリーを反芻しながら見てたら感動もひとしおかと。
梢ちゃんという主人格がいないので他の人格が暴走気味なのがちょっとアレだったですけれど。
 
アニメと原作で大きく話が変わったのは話の大きさを大きくすることや、
「このアニメはラブコメじゃないんだよ」っていう意思を感じ取ることもできましたが、
多分原作の「梢ちゃんは病気なんです」辺りのくだりを使いたくなかったんじゃないでしょうか。
最初から「多重人格」って言葉を頑なに使わないようにしてきたのもその理由じゃないかと。
ほのぼのモノなのにその設定だけが重いように感じますもんね、原作。
 
でもまあ、アニメはアニメできれいなエンディングを迎えて満足です。
梢ちゃんの人格が戻るか否かに焦点が行ったので「きみが好きだ」がなかったのは残念ですが。
逆に言えばまだストーリーが残っているということでまほらば第2期も期待できるってことさね。
第2話辺りで突然告白イベントが起きてそこからラブ一直線でも俺は構いませんですぜ。
ただオリジナルのストーリーになると4コマがつまらなくなるのが残念。23話の4コマ見てそう思った。
 
最終回のEDがフルコーラスで流れる辺りで若干泣きそうになりました。あぶねえぜ。
ああいうハイライトを写真風に流すのはどうも苦手だ。
「まだまだこれからよ!(吉宗風)」がもう一回見れたのはちょっと嬉しかったさね。
 
あとこの2話のみ灰原さんがカッコよすぎる。十数年前の灰原さんなんか何このイケメンみたいな感じ。
原作であまりに影が薄いからな、ココでびしっと決めておかないとな!